妖怪文化の普及に貢献した地域として怪遺産に認定されている岩手県（遠野市）、鳥取県（境港市）、徳島県（三好市）の３県が、地域間連携や交流を深めながら、それぞれの伝承文化を地域の活性化に活かそうとするものであり、２０１２年９月に３県が連携して遠野市でフォーラムを開催することにより、東日本大震災の復興を支援しようとするものです。
世界妖怪協会では妖怪文化の普及に貢献した地域を「怪遺産」として認定している（現在、世界で3ヶ所）
●岩手県遠野市：遠野物語の舞台。出版から１００周年にあたる２０１０年に認定。
●鳥取県境港市：水木しげるの妖怪ロードなど。２００７年に認定。
●徳島県三好市山城町：こなき爺、からす天狗など約１２０種類の妖怪伝説。２００８年に認定。
世界や日本の妖怪に興味を持つ人々が、互いに話合いを行って妖怪への理解を深める会。会長は、水木しげる。水木しげるの故郷である鳥取県境港市を始め、妖怪との関わり合いのある地方で、定期的にイベントを開催。水木しげる、荒俣宏、京極夏彦らが出席。世界で唯一の妖怪マガジン「怪」を角川書店より発行している。